スカシハナガサウミウシ

ホクヨウウミウシ科ホクヨウウミウシ属

2025.4.17:投稿



【分布域】西太平洋。
【特徴】体地色は白色や橙色。背側突起の先端は樹枝状に分岐し、大小が交互に並ぶ。成長した個体では左右10対ほどになる。背側突起の根元付近には三角形の半透明の領域がある。ここから内臓嚢が透けて見える。口幕縁の突起は樹枝状に分岐する。触角鞘は2段階になっている。20mmに達する。





「スカシハナガサウミウシ」

半透明の背面からオレンジ色の内臓嚢が透けて見える。
これが名前にある「スカシ」の由来だそうだ。

樹枝状の背側突起が半透明であることが「スカシ」の由来かと思っていた。

東北四大祭りの一つ。山形の夏祭り「花笠祭り」。
この祭りで踊り子達が頭に被るスゲ笠には赤い花飾りがある。

もちろん、山形の花笠祭りに特定されたものではないだろうが
「ハナガサ」=花笠  その花笠の花(背側突起)が半透明の白色=透けている「スカシ」

これが私の勝手に想像した名前の由来だった。


名前の由来はいずれにしても、とても美しいウミウシであることに変わりない。



データ詳細

撮影日のアイコン

撮影日

2025.04.12 #1506

撮影ポイント

佐賀県 唐津 松島ケーソン

使用機材

Olympus OM-D E-M5 MarkⅡ (M.60mm F2.8 Macro)

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