スジエビ

テナガエビ科スジエビ属

2022.5.31:投稿



【分布域】樺太、択捉島、国後島、北海道~九州、種子島、屋久島、朝鮮半島南部。
【生息環境】淡水域の浅い場所に生息。
【特徴】体はほぼ透明。体に7本の黒褐色の帯(線)が入る。体形は紡錘形で、頭胸甲・腹部の境界と腹部中央が曲がり、頭部は上向き、尾部は下向きになる。体長は雄が35mm、雌50mm程で雌の方が大きい。5対の歩脚は細長く、前2対には鋏(ハサミ)がある。



「北海道・支笏湖に潜る」

2022年4月下旬。
千歳空港へ降り立ったその足で、勇払原野(ゆうふつげんや)へ向かった。

ウトナイ湖沿いの木道を行くと、遠くオジロワシが飛翔していくのが見えた。
ここは野鳥のサンクチュアリ。
鳥たちのさえずりが耳に優しい。
雪解け間近の”ひんやり”した風が渡る。

木々はやっと新芽が芽吹き始めたばかりで、白い幹だけが並ぶ。
コブシの白い花が所々に咲き始め、北の大地に春の訪れを告げている。
頭上には真っ青な空がひろがっていた。



そんな春まだ浅い北海道。
初めて湖に潜った。
初めての淡水ダイビング(海水のように浮力がない)

水温 4℃
水の色が海とはまるで違う。
静寂な水の中。
凛としている。

「太古の森」
何と素敵なポイント名。

「スジエビ」は湖で出会った数少ない生き物の1種。



参考写真:2022.4 @支笏湖 太古の森
支笏湖の水中。







データ詳細

撮影日のアイコン

撮影日

2022.04.29 #1120

撮影ポイント

支笏湖 太古の森

使用機材

Olympus OM-D E-M5 MarkⅡ (M.60mm F2.8 Macro)

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