ソウシカエルアンコウ
アンコウ目カエルアンコウ科
2022.7.11:投稿
【分布域】山口県.、伊豆諸島、南日本の太平洋岸、琉球列島。
【生息域】沿岸の水深30m以深の岩礁斜面に生息。岩の亀裂奥などで見られる。
【特徴】体の色は主に茶色で岩にそっくりな色彩をしている。体の後半、背鰭の下に大きな黒斑がある。虹彩の模様も特徴的。カエルアンコウ科の中では大型で30㎝程になる。
稀に縦縞模様(ゼブラ柄)の個体もいて人気を集める。
「超大型カエルアンコウ」
とてもマクロレンズでは全身を捉えることは出来ない。
しかも、岩の隙間に挟まるように生息していて特徴である体後半の黒斑は目にすることすら出来ない。
もう1つの特徴でもあるエメラルドグリーンに輝く眼を捉えるのが精一杯。
同属のオオモンカエルアンコウのかなり大きな個体に会うこともあるが、ソウシカエルアンコウの大きさには及ばない。
本種の漢字表記。
・草紙(草子)蛙鮟鱇? 草紙の挿絵を思わせるようだから。
・藻姿蛙鮟鱇? 海藻にまみれたような見分けずらい姿だから。
因みに、写真は上下を反転させている。
伊東の海では圧倒的に五島根に多く出現するらしい。
この写真もその五島根(ごとうじね)で撮った。
時期的にも7月周辺に多いとか。。。
データ詳細
撮影日
2015.07.01 #495
撮影ポイント
伊東 五島根
使用機材
Olympus OM-D E-M5 MarkⅡ (M.60mm F2.8 Macro)