2021.7.27：投稿

【分布域】小笠原諸島、琉球列島：全世界の熱帯域。
【生息域】サンゴ礁域の礁外縁部の潮の流れのある所で多く見られる。
【特徴】第２背鰭と臀鰭は黒色で、その基底は白色のラインとなる。日本では少ない。



パラオのブルーコーナーの棚上。
この写真を撮る直前までカレントフックを掛けて、礁外縁のドロップオフを行き来するサメや魚の群れを見物。しばらく魚達の行進を楽しんだ後、カレントフックを外して、流れに身を任せて移動し始めた。その時私の目に飛び込んできたのが本種ソロイモンガラ。

背鰭と臀鰭の基底に白色のラインが入るデザイン、my図鑑にはいない種。
私が寄り道？して撮りに行くのはガイドの方達を含め仲間達の想定内だろうと勝手に判断して、ソロイモンガラの元へ急行した。
近くで見ると頭部の眼の前方に青色の細線の模様があった。なんと大人っぽいオシャレなデザインだろう。
２枚撮って早々に皆んなの元へ戻った。


参考写真：上の写真と同じ時のもの。
流れのあるサンゴ礁外縁部。図鑑に書かれた通りのシチュエーション。おまけに背景にはギンガメアジの群れ。贅沢この上ない！