ソラスズメダイ属の1種2

スズキ目スズメダイ科ソラスズメダイ属

2022.7.22:投稿



【分布域】沖縄島。(西表島)
【生息域】内湾の砂浜のある岩礁性海岸の水深2~3mの浅場で普通に見られる。
【特徴】成魚の体色は淡褐色。尾鰭付け根は白色でその先は透明になる。眼の上には白色の眉毛のようなラインがある。幼魚の体色は橙色で頭頂部(眼の上)から背にかけて青色のラインが2本ある。その内上のラインは背鰭に後方にある眼状斑へと繋がる。



「ソラスズメダイ属1種2 幼魚」

かつて、石垣島でソラスズメダイ属1種1を撮ったことがある。
本種を西表島で見た時は、てっきりソラスズメダイ属1種1だと思って撮った。

だが、本種は1種2。両種の写真を見比べると眼の上のラインの入り方が明らかに違う。


図鑑やネットから、本種ソラスズメダイ属1種2について下記のような情報を集めることが出来た。
[2006年津波古健氏によって沖縄本島中部の金武湾(きんわん)ビーチで発見された。
その後春夏秋冬、数年をかけて定点観測を続けて、幼魚から成魚への成長の過程、繫殖活動、個体数の変化などを観察。2011年時点では沖縄本島の、しかも非常に限定されたエリアにのみ生息していた]


この稿を書きながら初めて気が付いたのだが、
本家?ソラスズメダイも上で触れたソラスズメダイ属1種1も未だ投稿していない。
相変わらず普通種が後回しになっている。

データ詳細

撮影日のアイコン

撮影日

2022.07.16 #1157

撮影ポイント

西表島 花魁

使用機材

Olympus OM-D E-M5 MarkⅡ (M.60mm F2.8 Macro)

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