シテンチョウチョウウオ
スズキ目チョウチョウウオ科
2023.5.28:投稿
【分布域】静岡県富戸、和歌山県串本、小笠原諸島、慶良間諸島、八重山諸島:台湾、中央太平洋。
【生息域】サンゴ礁域に生息。水のきれいな潮通しの良いサンゴ礁の浅場の礁斜面で多く見られる。
【特徴】体色は体側の上半分(背側)は暗色。下半分(腹側)は黄色で、暗色との境辺りには暗色の細点がある。また暗色部分には良く目立つ白色の斑点が2つある。眼を通る帯が1本ある。尾柄部にも帯がある。鰭は黄色で背鰭と臀鰭には水色のラインが入る。
「サイパンのシテンチョウチョウウオ」
図鑑には「小笠原やサイパン、グアムでは多く見られるが、それ以外の地域では稀種」と書かれている。
写真は2011年に行ったサイパン島での1枚。
ポイントはサイパンの有名なポイント・グロット。
シテンチョウチョウウオの写真は1枚のみ。
この写真の印象が強く、積極的に撮ろうとしなかったような気がする。
もしかしたら、会う機会も少ないのかも知れない。サイパンへは2011年以降行っていない。
名前は、両体側の白色の斑点を合わせて4点(シテン)チョウチョウウオなのだろう。
参考写真:同じ写真を拡大。
データ詳細
撮影日
2011.03.07 #199
撮影ポイント
Saipan Grotto
使用機材
SONY Cyber-shot (DSC-WX1)