シロイバラウミウシ
ネコジタウミウシ科イバラウミウシ属
2024.8.30:投稿
【分布域】本州~九州:香港。
【特徴】体地色は半透明の白色。背面には白色の擦り傷のような線が無数に入るものも見られる。外套膜周縁には白い棒状の突起が並ぶ。二次鰓の前にも1本の棒状突起がある。口触手は左右丸く広がる。尾は長い。触角は体地色と同じ色で長く、後方にヒダ状突起がある。二次鰓の色も体地色と同じ。10mmに達する。
「白いバラ」
数年前、神代寺植物園のバラ展を見に行った。
様々な色、形も一重に八重など、多種多様な品種が揃うバラ。
全く知らなかったが、
海の中にも本種シロイバラウミウシの他に、
アカイバラウミウシやクロイバラウミウシもいるらしい。
アカイバラウミウシはヒロウミウシに似ている。
(図鑑ではヒロウミウシに似ているミナミヒロウミウシに本種は似ていると書かれている)
クロイバラウミウシは黒色と言うよりオレンジ色系の個体が多いようだ。褐色などの個体もあり変異に富むとか。
海の中に、これらのウミウシ達が集う「バラ園」が有ったらどんなだろうと夢想してみる。。。
冒頭の写真は、後方からのアングル。
参考写真:2012.1.23 @田子 白崎
こちらは前方からのアングル。
データ詳細
撮影日
2021.02.12 #954
撮影ポイント
浮島 カジカ根
使用機材
Olympus OM-D E-M5 MarkⅡ (M.60mm F2.8 Macro)