シマウミスズメ
フグ目ハコフグ科
2022.5.9:投稿
【分布域】南日本の太平洋岸、伊豆諸島、小笠原諸島、九州西岸、屋久島、琉球列島。
【生息域】岩礁域に生息。水深5~30mで多く見られる。
【特徴】体色は黄色からオレンジ色。体側から背側には鮮やかな青色の虫食い状の線や斑がある。ハコフグ科の他の魚同様、体は硬い骨板に覆われている。そのため鰭のみを使って泳ぐので遊泳力は乏しい。皮膚に粘液毒を持つ。群れは作らず単独で生活する。
「2枚で1枚」
何故かシマウミスズメの写真は、成魚も幼魚も2枚でやっと1枚の役割?
要は下手な写真ということ。
シマウミスズメ 成魚
本種は底生動物を捕食して生活している。
冒頭の写真は砂底の餌を探しているところだと思われる。
本種の背中には、後ろ向きの棘が1本ある。
頭頂部にも1対の「角」のような棘があり、更に体最後端にも1対の棘がある。
これらはどんな役割を果たしているのか調べてみたが不明のまま。
参考写真:同じ時の同じ個体。
口元が隠れているが、尾鰭や臀鰭、棘などは明確に分かる。
データ詳細
撮影日
2019.09.18 #823
撮影ポイント
大瀬崎 湾内
使用機材
Olympus OM-D E-M5 MarkⅡ (M.60mm F2.8 Macro)