シジュウカラ

スズキ目ブダイ科ハゲブダイ属

2023.6.9:投稿



【分布域】屋久島、琉球列島。
【生息域】浅いサンゴ礁。
【特徴】雄相は頬と体側中央に鮮やかな黄色い領域があるが、その色の濃淡や範囲の大小にはかなりの個体差が見られる。雌相は体全体が黒っぽく尾鰭の先端だけが赤みを帯びている。日本では稀種。幼魚は全く解明されていない。



「幻のブダイ!!」

2020年10月。屋久島の一湊・お宮前。
私が敬愛してやまない現地ガイド・至さんのスレートには「幻のブダイ」と!
至さんの指は1頭(匹)の魚を追っている。

「まっ、まぼろし~、”幻”なの~」
私の脈拍が急上昇したのは言うまでもない。

「幻のブダイ」!
撮らねば!!!

ところがこのブダイ、泳ぐのが滅茶苦茶に速い(私にはそう感じた)
すると私も急に速く進みだした(至さんが私のタンクを後ろから押している)

そうやって撮ったのが上の写真。



「シジュウカラ」このブダイの何処が”幻”なのか。。。
図鑑を捲っても分からない。
しばらくの間”謎”のままだった。

”幻”+”謎”のブダイ=シジュウカラ
私の中で妄想がどんどん膨らむ。



この写真を撮った1年半か2年後。
たまたま、至さんのある日のブログ(屋久島ダイビング日記2013-09-03)を読んだ。

「幻とか書くとブダイにまったく興味のない人でも気になってしまうもの。(途中略)これを読んだ上で紹介された人はハイハイと流していいですからね(笑)」


至マジック!
すっかり(まんまと)はまってしまったらしい。


今年(2023年)の秋に屋久島へ行ったら「幻のブダイ・雌を」とリクエストするつもりでいる。


参考までに。
当HP「旅する図鑑」

データ詳細

撮影日のアイコン

撮影日

2020.10.17 #924

撮影ポイント

屋久島 一湊 お宮前

使用機材

Olympus OM-D E-M5 MarkⅡ (M.60mm F2.8 Macro)

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