セトミノウミウシ
ヨツスジミノウミウシ科セトミノウミウシ属
2024.5.16:投稿
【分布域】北海道以南、九州(日本からのみ知られる)
【特徴】体地色は淡い橙黄色の半透明。口触手の先端から背面、そして尾に掛けて青紫色の線が入る。色や太さ、入り方には異変がある。背側突起の先端は黄色で、その下が青みを帯びる。触角は平滑に見えるが、僅かに凸凹がある。色は体地色と同じで、青紫色の縦線が入る。先端は黄色味を帯びる。口触手は平滑で左右に長く伸びる。20mmに達する。
「後ろ姿」
余裕がなかったのだろうか。
後方向から撮ってしまった。
体の長さより長く見える”尾”。
一般的な本種セトミノウミウシの体色は淡い橙黄色。
私が撮った個体は半透明の乳白色の体に水色と青紫色が彩りを添えている。
図鑑には同じような色彩の個体の写真も掲載されている。
変異の範囲内なのだろうか。
次回チャンスがあったら、前方から撮ってみたい。
データ詳細
撮影日
2017.07.28 #635
撮影ポイント
八丈島 ナズマド
使用機材
Olympus OM-D E-M5 MarkⅡ (M.60mm F2.8 Macro)