セロガタケボリ
巻貝の仲間 ウミウサギ科
2021.11.9:投稿
【分布域】房総半島、三浦半島、伊豆半島、紀伊半島、四国南部、九州。
【生息域】潮間帯下部~80m。チヂミトサカの上で見られることが多い。
【特徴】殻は4~18mm。殻の色は変異に富む。白色、淡黄色、薄紅色、濃赤色などがある。
外套膜には非常に細かい濃色の網目模様をベースに白色の不揃いな雲形模様が入る。その上には大きさがまばらな突起が密在する。
和名の「セロガタケボリ」の“セロ”は、弦楽器のチェロからきているそうだ。
貝の形が弦楽器のチェロに似ているのだろうか。
”セロ”と聞くと宮沢賢治の童話『セロ弾きのゴーシュ』を連想する。
写真は2018年初めて訪れた柏島1本目の海でのもの。
注文?通りにチヂミトサカの上に載っている。
淡黄色の貝殻がとても美しい。欲を言えば、外套膜がもう少ししっかり見えていれば、、、と思ったりするが。
参考写真:同じ個体の別ショット。外套膜の模様が多少なりとも見えればとトリミングした。
データ詳細
撮影日
2018.06.13 #704
撮影ポイント
柏島 後浜no.3
使用機材
Olympus OM-D E-M5 MarkⅡ (M.60mm F2.8 Macro)