セジロノドグロベラ
スズキ目ベラ科ノドグロベラ属
2024.10.17:投稿
【分布域】伊豆諸島、小笠原諸島、静岡県沼津、和歌山県串本、高知県柏島、屋久島、琉球列島。
【生息域】サンゴ礁周辺の砂だまり、砂礫底、ガレ場や転石帯などに生息。
【特徴】雌雄の色彩は全く異なる。雄相の体側は緑色がかっていて、背鰭、臀鰭、尾鰭の外縁が黒い。雌相と幼魚の色彩は同じで、全体的に黒っぽい体に背鰭の白さが目立つ。求愛時には雄相の体は黄緑色の部分がメタリックに輝き、特に頭部から背面にかけて鮮やかな色合いになる。
「セジロノドグロベラ 雌相」
セジロノドグロベラは今迄に何度も何度も撮ってきた。
そして、何枚も何枚もの没写真を重ねてきた。
既にベラ科の魚は92種類を投稿してきた。
もっと早く本種を加えるべきだったが、、、
2024年 屋久島の海の中。
セジロノドグロベラの姿を見かけた。
「決着の時が来た!」と心に期した。
心に期したからと言って、良い写真が撮れるほど甘くはない。
が、気合い?集中力?は増した。
いわゆる世間で言うところの”当社比”ではあるが、、、
今迄撮ってきた写真の中ではマシなので、この辺で投稿することに。。。
因みに、雄相を海の中で確認したことはない。
特徴を頭に入れて、探さなくてはと思っている。
データ詳細
撮影日
2024.10.05 #1458
撮影ポイント
屋久島 一湊 タンク下
使用機材
Olympus OM-D E-M5 MarkⅡ (M.60mm F2.8 Macro)
「セジロノドグロベラ 幼魚」
セジロノドグロベラの幼魚は泳ぎ方に特徴がある。
す~っと泳いではピタッと止まる。これを繰り返す。
幼魚と雌相の色彩は似ているが、幼魚の方がやや赤っぽいように感じている。
勿論大きさも違う。
実は、写真の幼魚よりもっと幼い幼魚を見かけることがある。
撮影難易度は上がるが、ぜひモノにして掲載したい。
データ詳細
撮影日
2020.10.17 #924
撮影ポイント
屋久島 一湊 お宮前
使用機材
Olympus OM-D E-M5 MarkⅡ (M.60mm F2.8 Macro)