セグロスズメダイ
スズキ目スズメダイ科ダンダラスズメダイ属
2024.9.2:投稿
【分布域】宮古島、八重山諸島:西部太平洋(台湾、フィリピン、パラオ、パプアニューギニア、ソロモン諸島、グレートバリアフリー、バヌアツ)
【生息域】水深1~10m程の浅い内湾のサンゴ礁に生息。波の穏やかな瓦礫混じりの砂底を好む。
【特徴】成魚の体色は頭部から背鰭後部に掛けて緑褐色で、頭部の目の下辺りに桃色の不規則な小さな斑紋が複数散在する。吻端の下唇より胸鰭の基部に掛けては緑がかった黄色い域がある。胸鰭以降の下半身は白色で腹部に大きな暗色の斑紋が入る。
幼魚の体色は頭部が明緑色で、背鰭の前部から腹部に掛けて上部が黄色っぽい白色の横帯が入る。更に後方には緑褐色の太い横帯があり、背鰭の部分には眼状斑がある。これより後方は白色。眼状斑は成長と共に消失する。
「自給自足?のお百姓さんスズメダイ」
本種セグロスズメダイが属するダンダラスズメダイ属のスズメダイ達は、水深の浅い礁池で「縄張り」を作り、縄張内でサンゴの根元に付く藻類を育て、これを主食としている。
当然?縄張り意識は強く、単独で生活。
畑を持つスズメダイとして「クロソラスズメダイ」が有名?で、図鑑『スズメダイ』にはとても興味深いコラムが掲載されている。
パラオのセントカーディナルは、まさに本種の生息域にピッタリの場所。
パラオの中でも大好きなポイント。
セントカーディナルの海中のことを考えると。。
突然。
話が為替問題に(笑)
もう少し、そして早く、円高方向へ振れて、海外旅行?海外ダイビングへ行きやすくなりますように!
セグロスズメダイにもう一度会えますように!
セグロスズメダイの幼魚にも会えますように!
因みに本種は日本では稀種と言われている。
データ詳細
撮影日
2020.03.22 #868
撮影ポイント
Palau St.Cardinal
使用機材
Olympus OM-D E-M5 MarkⅡ (M.60mm F2.8 Macro)