サガミイロウミウシ
イロウミウシ科アオウミウシ属
2023.4.20:投稿
【分布域】西太平洋。
【特徴】体地色は半透明の白色。外套膜の最外周縁は青色の斑紋が並ぶ。青色の斑紋の間に黄色の小斑が入る。背面の中央部には白色のやや盛り上がった斑紋と、青色の斑紋が散在する。触角は白色で褶葉の上半分は朱色。二次鰓は白色で軸は朱色。25㎜に達する。
「サガミ・相模」
ウミウシに限っても、名前の頭部に”サガミ”が入る種は多い。
・サガミアメフラシ
・サガミイロウミウシ(本種)
・サガミウミウシ
・サガミオトメウミウシ
・サガミコネコウミウシ
・サガミリュウグウウミウシ
・サガミミノウミウシ
サガミはやはり「相模」だろうか。
昔の行政区分「相模」は今の神奈川県の大部分を指している。
他の古い国(行政区分)の呼び方が、ウミウシの名前になっている例を思いつかない。
何故こんなにも”サガミ”ばかりが多いのだろう???
データ詳細
撮影日
2018.06.28 #718
撮影ポイント
伊東 白根南
使用機材
Olympus OM-D E-M5 MarkⅡ (M.60mm F2.8 Macro)