2022.9.18：投稿

【分布域】西部太平洋。
【生息域】内湾の砂泥底や浅いガレ場に生息する。
【特徴】黄緑色の体に赤色～オレンジ色の縦線が数本入る。体側背面には小さな白色の斑点が数個縦列する。背鰭には黄色で縁取られた黒色の眼状斑がある。



「Rainford’s Goby」

アルファベット表記で分かる通り、日本の海には生息しない。
パラオではそれなりの頻度でその姿を見かける。


パラオのビッグ・ドロップオフの砂泥底。
ニチリンダテハゼを撮るために行ったのだが、先ずこのハゼを撮った。

特徴ある色彩のこのハゼ、前から気になっていた。
良いチャンス到来とばかりにシャッターを切った。


同属のキンセンハゼに似ている。
キンセンハゼは黒色の体色に、その名の通り”金（色の縦）線”が数本走る。
また、キンセンハゼには本種の体側背面にはある白色の斑点はない。
よって本種との区別は容易である。