ペガススベニハゼ
スズキ目ハゼ科ベニハゼ属
2023.11.12:投稿
【分布域】伊豆諸島、静岡県、和歌山県、高知県、屋久島、奄美大島、沖縄島、西表島。
【生息域】やや外洋に面した入り江のサンゴ礁域や岩礁域に生息する。根の窪みの天井や亀裂内に単独かペアーで見られる。生息水深は約15m以浅。
【特徴】体色は白銀頭色。体に3~4列のオレンジ色の円斑が縦列する。眼の下から口にかけての部分には模様が無いのが特徴。
「ペガスス座の大四辺形」
和名の由来。
ペガススベニハゼの頭部側面から胸鰭基底にかけての部分にある4つの赤い斑点を、星座のペガスス座を構成する星の内の「大四辺形」と呼ばれる4つの星に見立てての名前。
因みにペガスス座は古代ギリシャの伝承に登場する翼の生えた馬ペガソスをモチーフにしている。
小さなハゼの体にある斑点から星座を連想する。
魚の体に”宇宙”が。
なんとロマンチックな命名だろう。
出来れば”図鑑写真”らしく側面からの写真も追加したい。
データ詳細
撮影日
2020.08.29 #906
撮影ポイント
伊豆大島 野田浜
使用機材
Olympus OM-D E-M5 MarkⅡ (M.60mm F2.8 Macro)