2021.8.13：投稿

【分布域】インド・西部太平洋（インドネシア、シンガポール、フィリピン、パラオ、ニューギニア、ソロモン諸島。
【生息域】水深５m以浅までのサンゴ礁や礁池などの砂泥底に生息。
【特徴】体色は黒色に近い暗褐色。成魚は背鰭中央に三角状の白色の斑点がある。頭部には薄れた白っぽいラインが僅かに残る。幼魚は背鰭に眼状斑があり体側には２本の白色の横帯がある。前の帯は背鰭から腹鰭へと達する。もう１本の横帯は前の帯より細く尾柄部直前にある。



Palespot Damsel （ペイルスポット・ダムゼル）
日本の海にはいない種。

パラオを訪れる時、ネイチャーウォチング・ガイドブック『スズメダイ』を見て分布域にパラオが含まれる種をピックアップしてリクエストした。



この写真の個体（当たり前と言えば当たり前だが）図鑑の【生息域】に書かれた通りの環境にいた。


成魚と幼魚の中間”若魚”のジェネレーション。眼状斑は残すものの、前方の白色横帯は短くなり、尾柄部直前の横帯は完全に消失している。



この年のパラオの現地ガイドはナオさん。
リクエストした魚はほとんど見せて下さり、それだけではなく他にも色々紹介して頂いた。
スズメダイ科の魚からベラ科の魚、、、兎に角、舌をまく詳しさ。そしてその種が何処にいるかをしっかり把握している。凄い！

コロナ禍が終息したらリベンジ（撮り直し）したい魚が色々いる。ナオさん！よろしくお願いします。
（タソガレスズメダイ、Lined Chromis、Bluegirdled Angelfish、Giant Pygmygoby）

２枚の写真共に写っているベラ。（ホンベラかな？？）
２匹の魚はどんな会話をしているのだろう？
親友だろうか？　　　Palespot Damselの若魚がベラに何か相談しているのだろうか？
なんかいい関係の２匹。

ちょっとした角度の具合で、正面顔は難しい。（右眼が惜しい！）