オトヒメウミウシ
イロウミウシ科アデヤカイロウミウシ属
2021.7.7:投稿
【分布域】インド・太平洋
【特徴】体の地色は淡黄色。外套膜の周縁は一番外から濃紫色、薄紫色(水色)、黄色の帯で縁取られる。(色合いは多少個体差がある)背面には白色〜青色で縁取られる紫色の斑紋が散在する。また背面には茶色い大きな斑紋がある。触角は軸は半透明で褶葉は黄褐色。二次鰓の軸は白色で鰓葉は暗緑色。外套の裏や腹足にも紫色の斑紋があり、外套膜の周縁を上下させて動く際によく見える。
本種と同じイロウミウシ科アデヤカイロウミウシ属にヒョウモンウミウシがいる。本種と似ていると言えば似ている。そして、このヒョウモンウミウシと似ているのがマダライロウミウシ。こちらは科は同じだがアオウミウシ属になる。この2種も近日中に投稿しようと思っている。
上記3種の中では、”オトヒメ”を名乗るだけあって本種が最も華やかさを持つウミウシではないかと感じている。
データ詳細
撮影日
2012.02.01 #332
撮影ポイント
田子 弁天島
使用機材
Olympus XZ-1