オルトマンワラエビ

ワラエビ科ムギワラエビ属

2020.12.12:投稿


伊豆ダイバーにも馴染み深いオルトマンワラエビ。

生息域は房総半島から鹿児島まで広い範囲。

サンゴ礁域、岩礁域のヤギ類、ウミトサカ、ウミカラマツ等の枝の上で見られる。

頭胸甲の背面には白色線の三角形がある。体は赤褐色に近い。

はさみ脚1対、歩脚が3対。いずれの脚も頭胸甲に比べて非常に長い。歩脚の長節には淡黄色の斑点が並んでいる。また長節の末端は黒色で囲まれた白色の斑紋がある。この白色の斑紋の先の脚には斑点が無い。

近似種のホシゾラワラエビには長節の末端に白色の斑紋は無い。長節から前節まで淡黄色の斑点が続くのがホシゾラワラエビ。

データ詳細

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撮影日

2020.07.05 #886

撮影ポイント

柏島 勤崎

使用機材

Olympus OM-D E-M5 MarkⅡ (M.60mm F2.8 Macro)

アップに耐えられているかどうか疑問ではあるが、トリミングして正面顔を載せてみる。
なかなか格好いいと思う。

 

オルトマンワラエビ、20年程前までは「ムギワラエビ」と呼ばれていたそうだ。深海域に生息するムギワラエビとは別種として分けられオルトマンワラエビと名付けられた。
英名はOrtmann’s spider-crab
英名ではカニ。しかもスパイダー。クモガニ? ところが和名はエビ。実態はエビでもカニでもなく異尾類。ヤドカリに近い種。

データ詳細

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撮影日

2017.12.21 #662

撮影ポイント

伊豆海洋公園

使用機材

Olympus OM-D E-M5 MarkⅡ (M.60mm F2.8 Macro)

「逆転現象」

 

子供は親の愛情を受け褒められたり認められてこそ、のびのび自分の長所を伸ばしていく。

 

2011年、息子が社会人になって3年目の頃、久し振りに家に帰ってきた。
その時この写真を見た息子から「えっ!これ海の中? 凄くクリヤーだね! 水中カメラマンにでもなったら!」とお褒めの言葉を頂戴した。
彼も社会人となり美辞麗句の一つも覚えたらしいことは言うまでもない。久し振りに会った母へのリップサービスだろう。

 

褒めて育てた子供に今度は自分が褒められ、すっかり「ヤル気スイッチをON」にしている自分が我ながら微笑ましい。

 

これからも「逆転現象」は益々増えていくに違いない。

 

それも、また幸せなこと。

データ詳細

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撮影日

2011.12.20 #262

撮影ポイント

田子 弁天島

使用機材

Olympus XZ-1

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