オオクチバス(淡)
スズキ目サンフィッシュ科
2022.11.6:投稿
【分布域】国外外来種。全国的に分布したが、北海道では根絶に成功した。
原産地はケベック州・五大湖からフロリダ半島。
【生息域】河川下流域から湖沼・ため池などにも生息。低水温にも強く、適応可能な環境は広範囲に及ぶ。
【特徴】典型的なスズキ形の体型。体の背部は濃緑色で不規則な斑紋があり、腹部は白色。口は後端が眼よりも後部に位置する。成魚は全長30~50㎝。最大で60㎝を越えるものもいる。
「ブラックバス(俗称)」
本種ブラックバスとコクチバスを含めて「ブラックバス」の名が世の中では通っている。
ブラックバスが日本へ入った歴史は古い。
1925年、実業家の赤星鉄馬がアメリカのカリフォルニア州(Santa Roza)から持ち帰り、箱根の芦ノ湖へ約90匹を放流したのが最初とされている。
ブラックバスは獰猛な肉食性で主に魚類を捕食する為、既存の生態系を壊すとして全国で環境保全・水産業の大きな障害になっている。
日本原産種への影響を考え、放流の禁止や駆除の対象ともされている。
その一方では、「ブラックバス釣り」は人気があり、白身の魚として非常に味が良く愛好家もいる。
データ詳細
撮影日
2022.09.12 #1175
撮影ポイント
本栖湖 トンネル下
使用機材
Olympus OM-D E-M5 MarkⅡ (M.60mm F2.8 Macro)