オオカイカムリ
カイカムリ科カイカムリ属
2024.3.4:投稿
【分布域】伊豆半島以南。
【生息環境】サンゴ礁の水深5m付近に生息する大型種。岩礁、礁原、礁斜面にも生息。
【特徴】後ろ2対の歩脚でカイメン類を背負っている。甲は丸くずんぐりした形。前側縁に大きな4歯がある。体はビロード状の毛が密に生えるが、はさみ脚の指部は毛が無く白色。第3、4歩脚は他の脚に比べて短い。
「オオカイカムリ」
その名に偽りは無かった。
大きな大きなカイカムリだった。
本種には2度出会った。
何れも小笠原諸島。
何れもナイトダイビングで。
分布域は小笠原諸島限定かと思ったが、それは大きな間違い。
「伊豆半島以南」が正解。
しかし、出会いがナイトダイビングばかりなのは理由がある。
本種は日中はサンゴ礁の奥深くに隠れていて夜間になると表へ出て来る。
はさみ脚の指部が白色なのは本種の特徴。
背負っているはずのカイメンがほぼ脱げそうだが大丈夫だろうか?
オ:「余計なお節介!!」
せ:「ハイっ」
データ詳細
撮影日
2016.05.05 #543
撮影ポイント
小笠原諸島 父島 日吉丸沈船
使用機材
Olympus OM-D E-M5 MarkⅡ (M.60mm F2.8 Macro)