オニオコゼ
スズキ目オニオコゼ科
2024.5.13:投稿
【分布域】青森県以南、南日本:東シナ海。
【生息域】水深200m以浅の砂泥底に生息。砂地に多いが付近の岩礁にもいる。
【特徴】体色は褐色系が多い。茶色を基本に赤色、紫色、白色、黄色、橙色などがまだらに入り色彩変異に富んでいる。胸鰭を足のように使い、尾鰭で押すようにしてゆっくりと海底を這うように進む。正面から見ると2本の遊離した胸鰭軟条が足のように見える。体長は20cm程。
「オニオコゼ」
本種の漢字表記は「鬼虎魚」
オニオコゼの顔を眺めると納得。
口は上向きにつき、体表にはイボ状・房状の突起が発達。皮膚は剝がれているようにも見える。
まさに”異形”の風貌!
オコゼの「おこ」は醜い。「ぜ」は魚名語尾。
背鰭の棘条に毒腺があり、これに刺さると激しい痛みを伴う。
参考写真:冒頭の写真と同じ写真。
オニオコゼの正面顔だが何が何だか分からない。
生き物は”眼”が分かってこそ(笑)
データ詳細
撮影日
2014.07.22 #433
撮影ポイント
井田
使用機材
Olympus XZ-1