ヌマチチブ(淡)
スズキ目ハゼ科チチブ属
2022.10.29:投稿
【分布域】北海道、本州、四国、九州、壱岐、対馬。
【生息域】主に河川の下流域から中流域に生息する。汽水域に出現することもある。淵などの流れの緩やかなところの礫底ね単独で見られる。
【特徴】頭部に白色斑が散在し、背面の白色点は側面に比べほぼ同じ大きさで等間隔である。胸鰭基底に黄色横帯があり、その中に明瞭な分岐した橙色線がある。第1背鰭に2黒赤縦線があり、雄の第1背鰭の棘と鰭膜はともに伸長するが、雌は伸長しない。
「スズキ目 ハゼ科 チチブ属」
チチブ属は河川の淡水域~汽水域、湖沼、内湾などに生息する。
頭はまるく、体は太いくて短く、やや扁平した円筒形をしている。
私が本種ヌマチチブに出会ったのは本栖湖。
事前のブリーフィングでヌマチチブの名前を聞いていたが、潜ってみるとかなりの数の魚がいて、それぞれが似ているような似てないような、どの個体も著しい特徴がない魚ばかりだった。
仕方なく?(嬉しい悲鳴をあげながら?)次々にそれらの魚たちを被写体にしていった。
しかし撮った個体は、一見違う種に見えても結果的にヌマチチブである確率が高かった。
参考写真:同じ時の別個体。
見た目は別種かと思うほど真っ黒な体であるが、どうやらこの個体もヌマチチブの可能性大。
データ詳細
撮影日
2022.09.12 #1175
撮影ポイント
本栖湖 トンネル下
使用機材
Olympus OM-D E-M5 MarkⅡ (M.60mm F2.8 Macro)
「あなたは誰?」
同じチチブ属のヌマチチブとチチブは外見上(しかも鰭などの形状が充分に確認できないの写真)での識別は極めて難しい。
この写真の個体、魚に詳しい方達(FBのサイト)に伺ってみたが、ヌマチチブではないかとのご意見とチチブではないかとの意見があった。
さあ!あなたは誰なの???
データ詳細
撮影日
2022.09.12 #1175
撮影ポイント
本栖湖 トンネル下
使用機材
Olympus OM-D E-M5 MarkⅡ (M.60mm F2.8 Macro)