ニヨリセンテンイロウミウシ
イロウミウシ科アオウミウシ属
2022.4.9:投稿
【分布域】インドー太平洋。
【特徴】背面はクリーム色で極細い白色の線が数本走る。その線の間には紫色の細点が散在する。背面の周縁は暗い橙黄色や紫色で縁取られ、その内側は波打つ。触角褶葉は白色で2本の橙色の輪がある。
【識別ポイント】センテンイロウミウシとの識別ポイントは触角にある橙色の輪が2本か3本か。
「似寄り」
ポピュラーな種に対して特徴が良く似た別種には、
「ニセ・・」「・・ダマシ」「・・モドキ」
のような余り有難くない名前が付く。
そんな名前を付けられた種に成り代わって、私はいつも心の中で異議を申し立てる。
「偽物(にせもの)じゃないぞ、俺は俺(私は私)だ」と。
「別に騙してないのに、人聞きが悪い。止めてぇ~」と。
本種の名前は「ニヨリセンテンイロウミウシ」
センテンイロウミウシに似ているウミウシ。
「ニセ・・」「・・ダマシ」「・・モドキ」などより遥かに良心的な名前な気がする。
それにしても、、、
センテンイロウミウシもニヨリセンテンイロウミウシも、上手く写真が撮れていない気がする。
どうしたものか。。。
名前について異議申し立てをしている暇があったら、写真の練習をするべきでは?!
データ詳細
撮影日
2022.03.14 #1107
撮影ポイント
田子 白崎
使用機材
Olympus OM-D E-M5 MarkⅡ (M.60mm F2.8 Macro)