ニシキイトヒキベラ
スズキ目ベラ科イトヒキベラ属
2023.10.21:投稿
【分布域】伊豆諸島、小笠原諸島、静岡県富戸(幼魚)、和歌山県串本、高知県柏島、屋久島、琉球列島。
【生息域】浅い岩礁やサンゴ礁に生息。
【特徴】雌雄の色彩は異なる。幼魚から雌相、雄相までの各ステージまで、尾鰭付け根に大きさが一定の四角い黒色斑がある。ただし、雄相が婚姻色になると黒色斑は消失する。また、この黒色斑は青く縁取られるのが特徴。幼魚は黒斑の中に青色の点が1つある。
「イトヒキベラ科の普通種」
イトヒキベラ科の種はどれも、鰭を開いた姿は艶やかで美しい。
そんな仲間の中にあって「ニシキイトヒキベラはよく見かけることができる普通種」と図鑑には書かれている。
私は今回が初めての出会いであり、初めての撮影。
写真の個体は雌相である。
これを機に”普通種”と言われる本種、雄相も狙いたい。
参考写真:2023.9.30 @屋久島 リュウモン
ニシキイトヒキベラの幼魚。
クロヘリイトヒキベラかゴシキイトヒキベラ辺りの幼魚かな?と思ったが、どこか”違和感”を抱いてシャッター切った。5~6匹で群れていた。撮った写真を精査すると黒斑の中に青い点が1つある。これはニシキイトヒキベラ幼魚の特徴。
データ詳細
撮影日
2023.10.01 #1323
撮影ポイント
屋久島 K2
使用機材
Olympus OM-D E-M5 MarkⅡ (M.60mm F2.8 Macro)