ニセフウライチョウチョウウオ
スズキ目チョウチョウウオ科
2023.6.21:投稿
【分布域】南日本の太平洋沿岸、八丈島、小笠原諸島、屋久島、琉球列島。
【生息域】岩礁域、サンゴ礁域に生息。幼魚は南日本、太平洋岸各地の内湾性の浅海で見られるが、季節来遊魚である。
【特徴】チョウチョウウオ科の中では大型種。体色は白色。体側に細い横線が何本も並ぶ。背鰭や腹鰭の後方は黄色で尾鰭も黄色。背面から尾柄部を通り黒色の斑紋が入り、その前縁は滲んだように黄色い域がある。また、眼を通る黒帯は眼の上で二又に分かれる。
「”偽”フウライチョウチョウウオ」
”ニセ”と付く割に、本家?フウライチョウチョウウオには余り似ていない。
フウライチョウチョウウオの体側には「入」の字型に交差する細い線が入る。
むしろ本種ニセフウライチョウチョウウオとヒメフウライチョウチョウウオがそっくりだ。
眼を通る黒帯が眼の上で途切れるのがヒメフウライチョウチョウウオ。
海の中で眼を通る黒帯の違いを今まで意識して見たことがない。
これから凝視してみようと思う。
参考写真:2019.10.21 @沖縄本島 恩納村 裏山田
データ詳細
撮影日
2010.11.19 #156
撮影ポイント
Malaysia Kapalai Housereef Mandarin Valley
使用機材
SONY Cyber-shot (DSC-WX1)