ニセアカホシカクレエビ
テナガエビ科ホンカクレエビ属
2022.7.14:投稿
【分布域】琉球列島以南。
【生息環境】サンゴ礁の礁原や礁斜面、パッチリーフ間に生息するナガレハナサンゴやパラオクサビライシに共生し、触手上に複数でいるところが多く見られる。
【特徴】体は透明。頭胸甲と腹部の側板の近くに白色と濃紫色が隣り合う斑紋が散在する。第3腹節にも同じような円紋がある。はさみ脚は各関節部が濃紫色で、各節は白色。若い個体は斑点が集合した形の斑紋だが、成熟した個体では完全な斑紋になる。雌雄で斑紋の出方に差がある。
「熱帯系」
ニセアカホシカクレエビの写真は、ほとんどが石垣島で撮ったものばかり。
石垣島以外では、唯一2020年に屋久島で撮ったが背景が気に入らず没にした。
分布域は琉球列島以南とある通り、本種は熱帯域に多い。
”ニセ”が付かない「アカホシカクレエビ」の分布域は相模湾~琉球列島となっていて、本種とは分布域の違いがハッキリしている。
参考写真:同じ時の同じ個体の写真。
真上からの写真。腰にあるピンク色の斑紋が特徴的。
”アカホシ”と言うよりも”濃紫色”の星が体に散りばめられている。
データ詳細
撮影日
2014.03.05 #410
撮影ポイント
石垣島 コーラルブリッジ
使用機材
Olympus XZ-1