ニラミギンポ

スズキ目イソギンポ科

2021.3.26:投稿


写真は田子・沖の浮島根でのもの。


珍しく全身を見せてくれていた。

もっとも、危険を感じたりしなければ、巣穴から全身を出して伸び伸び生活しているのだろう。

伊豆諸島、和歌山県以南の太平洋沿岸、屋久島に分布域を持つ。


ニラミギンポは同属のフタイロカエルウオと良く似ている。

本種は体後方の1/3〜1/4が黄色。フタイロカエルウオは1/2が黄色い。体全体は濃紺色。皮弁が1対ある。

また、本種の背鰭には欠刻(→切れ込み)が無く、フタイロカエルウオには背鰭の中央あたりに欠刻がある。これは全身が出ていなければ確認できない。

参考写真:巣穴に逃げ込んでいるニラミギンポ。2018年11月@石垣島

データ詳細

撮影日のアイコン

撮影日

2019.11.11 #844

撮影ポイント

田子 沖の浮島根

使用機材

Olympus OM-D E-M5 MarkⅡ (M.60mm F2.8 Macro)

驚いたり、危険を感じると、顔や体に青色のラインが出現する。当初、婚姻色と紹介されることもあったが、必ずしもそうではないようだ。

 

岩礁域やサンゴ礁域の水深5m〜20mに生息し、水底を離れて泳ぐこともある。岩やサンゴの上に乗っていることもあるが、二枚貝や巣穴の中から顔だけを覗かせていたりする。

 

参考写真:撮影年は違うが何れも高知県柏島の後浜No1.5で。

データ詳細

撮影日のアイコン

撮影日

2020.07.02 #876

撮影ポイント

柏島 後浜no.1.5

使用機材

Olympus OM-D E-M5 MarkⅡ (M.60mm F2.8 Macro)

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