ニライカサゴ
スズキ目フサカサゴ科
2024.3.1:投稿
【分布域】八丈島、小笠原諸島、高知県以南の南日本の太平洋岸、琉球列島:インド・太平洋。
【生息域】沿岸の水深が浅い岩礁とサンゴ礁の砂地に生息。
【特徴】背鰭基底前方で体の背縁が顕著に盛り上がる。胸鰭内側の鰭膜の外縁付近に眼径より大きな長楕円形の黒斑があり、基底部はまだら模様。
「改名 ニライカサゴ」
かつては特徴である背縁が目立って盛り上がることから「セムシカサゴ」と呼ばれていた。
その名前は”差別的名称”であったため2004年に「ニライカサゴ」へと改名された。
「ニライ」とは沖縄の方言で「海のかなた」という言葉がある。
「ニライカナイ」という”神の島”とか”理想郷”を意味する言葉も聞いたことがある。
何れにしても、素敵な名前を貰ったのではないだろうか。
参考写真:2020.11.18 @屋久島 一湊 お宮前
冒頭の写真から10年後。久しぶりのニライカサゴ。
この個体は幼い個体だった。
データ詳細
撮影日
2010.11.21 #162
撮影ポイント
MalaysiaK apalai Housereef Mandarin Valley
使用機材
SONY Cyber-shot (DSC-WX1)