ナノハナフブキハゼ
スズキ目ハゼ科ヤツシハゼ属

2025.2.4:投稿
【分布域】伊豆大島、高知県。
【生息域】生息水深は25~50m。砂底、転石帯、ガレ場周辺の砂底でテッポウエビ類と共生する。特に目の洗い砂底に多い。
【特徴】全身に黄色い小斑点が散在する。体側の鞍状斑は背側と腹側に分かれる。腹部に黄色い横線がある。第1背鰭ぼ鰭膜先端は湾入しない。暗色時、眼の後方から斜走暗帯がある。
「早春の赤沢にて」
なんと風情のある名前!
ナノハナフブキハゼ。
”菜の花”の小さな黄色い花びらが、”吹雪”のように全身に舞い散る”ハゼ”。
「菜の花吹雪ハゼ」
今冬、最大級の寒波が日本列島へ。
翌日には関東にも積雪の報。
2025年の立春を翌々日に控えた2月1日。
赤沢の気温は低かった。
一方。
赤沢の海。
何時来ても”熱い”!
ナノハナフブキハゼ!
この素敵な名を持つハゼに初めて出会った。
赤沢には名湯がある。
冬の海で3本潜った後、温泉に浸かった。
ついさっきまで潜っていた海を眺めながら。
外気。
”春は名のみ”の寒い一日。
「ナノハナフブキハゼ」と「名湯」のお陰で、心も体も芯から温まった。
データ詳細

撮影日
2025.02.01 #1490
撮影ポイント
赤沢 0番
使用機材
Olympus OM-D E-M5 MarkⅡ (M.60mm F2.8 Macro)
せつこ
2025.02.08
21:07
まき〜!
名前大事だよね〜
モエギハゼが表紙の頃の『日本のハゼ』では
「ヤツシハゼ属の1種ー8」 (笑)
何とも味気ない。
今回の寒波が去ったら、菜の花の季節ももうすくそこかなぁ〜
まき
2025.02.08
17:00
名付けセンス抜群!!そしてまだまだ寒いこの季節に海の中で春を感じさせてくれる子ですね。ハゼ、奥深いなぁ、、、。