ナガサキスズメダイ
スズキ目スズメダイ科ソラスズメダイ属
2020.11.29:投稿
「ナガサキスズメダイ 若魚」
伊豆でも水深15m前後で良く見られる普通種。(生息域は水深5〜30m)
幼魚の間はコバルトブルーだが成長に従って青味が薄くなり、グレー或いは黒っぽい余り綺麗とは言えない色になっていく。これは多くのスズメダイにありがちなパターン。(参考写真:成魚の画像参照)
上の写真の個体は、幼魚の特徴でもある背鰭の眼状斑は大きいまま明確に残っているが、尾鰭や臀鰭に縞模様が現れていることなどから、成魚と幼魚の間くらいの「若魚」といったところ。
成魚の眼状斑は小さく明瞭ではなく目立たなくなる。幼魚の尾鰭は透明。
参考写真:2020.9 @小笠原諸島 西島 西島東磯
「ナガサキスズメダイの成魚」
海中で種を同定するのは難しいが”黒っぽくなった成魚のスズメダイ”も撮るように最近心がけている。可愛い幼魚ばかり撮っていても図鑑として成立しないと思うので。
データ詳細
撮影日
2019.09.29 #828
撮影ポイント
井田
使用機材
Olympus OM-D E-M5 MarkⅡ (M.60mm F2.8 Macro)
「ナガサキスズメダイ 幼魚」
この個体は幼魚の特徴がよく出ていると思う。
メタリックな濃いコバルトブルー、額の縞模様、大きく明瞭な眼状斑、そして透明な尾鰭。
これはあくまでも私の印象だが、ナガサキスズメダイは群れは作らず、単独でいることの方が多いような気がする。そしてスズメダイにしては臆病ではない。
参考写真:2019.6 @柏島 後浜no.1
スケルトンのナガサキスズメダイ。幼魚というより新生児(魚)生後1〜2日か。
一人前に眼状斑も頭の模様もある。なんかキュンとする。
しかしこの写真はピンぼけ。またと無いこうしたチャンスを、バシッと決められない自分が情けない。
データ詳細
撮影日
2014.09.15 #447
撮影ポイント
雲見 牛着岩
使用機材
Olympus XZ-1
ところで、何故名前に「ナガサキ」が付いているのか?
学名:Pomacentrus nagasaki
英名:Nagasaki damsel
学名にも英名にも「ナガサキ」が。
ナガサキは「長崎さん」なのか、「長崎県・市」なのか?
私が調べた限りでは、どうやら地名の「長崎」らしい。
あるサイトに「最初に記録された標本の産地が長崎だったから」という記載があった。
データ詳細
撮影日
2018.07.28 #727
撮影ポイント
田子 弁天島
使用機材
Olympus OM-D E-M5 MarkⅡ (M.60mm F2.8 Macro)
データ詳細
撮影日
2015.08.19 #503
撮影ポイント
田子 田子島
使用機材
Olympus OM-D E-M5 MarkⅡ (M.60mm F2.8 Macro)