ムスジコショウダイ
スズキ目イサキ科コショウダイ属
2024.10.16:再々投稿
小学生?或いは中学生?位のムスジコショウダイに屋久島で出会った。
最後尾に掲載。
2024.7.7:再投稿
やっと!
ムスジコショウダイの成魚を撮った。
最後尾に掲載。
2022.7.1:投稿
【分布域】南日本の太平洋岸、八丈島、琉球列島:インド・太平洋。
【生息域】潮通しの良いサンゴ礁や外洋に面したサンゴ礁のドロップオフや斜面に生息。
【特徴】成魚の頭部は黄色。各鰭は黄色地に黒色の斑紋が入る。腹鰭は黄色一色。体側には(白地に黒色の縦帯*1)が背側から腹側まで数本通る。体両 面の黒縦帯は頭部で繋がる。
幼魚の眼を通る幅広い帯はオレンジ色~茶色。体色は透明色から白色。体中央には背鰭を通る幅の広い黒帯がある。成長段階によっては臀鰭の下辺りにも黒帯が入る。尾鰭は黒く先端は白色。体をくねらせて活発に泳ぐ。(*1「黒地に白色の縦帯」の可能性も?)
「ムスジコショウダイ 成魚! 未だ相まみえず」
残念ながら、成魚にはお目にかかれていない。
幼魚は温帯域の岩礁域にも季節来遊魚として現れるが、成魚を日本で見ることは難しい。
パラオの海へ行った時は、本種を探してはいるが見付けられたことがない。
その代わりと言っては、、何だが、、、。
幼魚には良く出会うし、写真も結構な枚数がある。
イサキ科の幼魚は、チョウチョウコショウダイやアジアコショウダイをはじめ本種ムスジコショウダイ等は独特な動き方をする。
背骨がないのかと疑いたくなる程に、全身をクネクネクネクネと、止まることなく動き続ける。
しかも体長は僅か2㎝程。
ほぼ動かないウミウシにさえピントを合わせられないくせに、ムスジコショウダイ幼魚を見ると挑みたくなる。動画を撮るのも面白いとは思うが、易きに流れたくはない。笑
まさに数を打つしかないと、シャッターを切り続ける。
データ詳細
撮影日
2022.06.19 #1142
撮影ポイント
柏島 後浜no.1
使用機材
Olympus OM-D E-M5 MarkⅡ (M.60mm F2.8 Macro)
執拗に何枚も撮っていたら、偶々こんなシーンを撮ることが出来た。
高性能一眼レフカメラを上手に操る人ならともかく、私如きには”狙って”は撮れない。
冒頭の【特徴】で成魚の体色について「白地に黒色の縦帯」と書いたが、「黒地に白色の縦帯」のようにも見える。
真偽のほどは不明。
ここで取り上げた2㎝程の幼魚から、少し成長した段階の幼魚(8cm位)は茶褐色と白色の斑模様となる。
図鑑には「幼魚(8㎝位)の白斑は流れるように広がり縦帯になる」と書かれている。
すると、「地色は黒色で白色の縦帯」が正解か???
参考写真:2018.6 @柏島 民家下北
こちらの個体を見ると茶褐色と白色の斑模様に変化していくのか想像できる?!
データ詳細
撮影日
2019.06.20 #801
撮影ポイント
柏島 後浜no.1
使用機材
Olympus OM-D E-M5 MarkⅡ (M.60mm F2.8 Macro)
「ムスジコショウダイの成魚」
正直に白状する。
ヒレグロコショウダイだと思って撮った。
「まぁ一応撮っておくか~」程度のつもりだった。
我ながらけしからん態度(笑)
もっともムスジコショウダイとヒレグロコショウダイの違いが分かっていなかったのだから仕方がない。
ムスジコショウダイの成魚は是非とも撮りたい魚だったはずだが。。。。。
因みに図鑑には「ムスジコショウダイの成魚はヒレグロコショウダイやアヤコショウダイに比べると珍しい」と記されている。
参考写真:同じ時の同じ群れの中の個体。
比較的珍しいムスジコショウダイの成魚を撮ることが出来たが、残念なことがある。
2枚の写真とも尾鰭が写っていない。
何事も一歩一歩かな(笑)
データ詳細
撮影日
2024.06.29 #1417
撮影ポイント
慶良間諸島 沖山(ウチザン)
使用機材
Olympus OM-D E-M5 MarkⅡ (M.60mm F2.8 Macro)
「小学生? 中学生?」
本種も含めてイサキ科の魚は各ジェネレーションによって、体の色彩に変化があって興味深い。
ある意味、この頃が一番複雑?な色使い。
6ヶ所の白色の斑紋が縦方向へ流れ始めて、成魚の色彩へと至る。
データ詳細
撮影日
2024.10.05 #1458
撮影ポイント
屋久島 一湊 タンク下
使用機材
Olympus OM-D E-M5 MarkⅡ (M.60mm F2.8 Macro)