Mural Goby
スズキ目ハゼ科クロイトハゼ属
2024.11.1:投稿
【分布域】インド・西太平洋。
【生息域】水深の浅い(1~15m)沿岸の砂地や平坦な干潟、ラグーンリーフの砂底や砂泥底で見られる。しばしばマングローブが近くにあるような環境で観察されることが多い。
【特徴】体は背側は淡い灰色で、腹側にいくにつれ白くなる。頭部には2~3本の青く縁取られた赤い縦縞があり、これは体側後方へと伸びる。第1背鰭の先端は暗色で、後方には黒色斑があり良く目立つ。吻の下側は黄色い。体長は約16cm。
「陰の協力者!」
本種 Mural Goby (ムラルゴビー)は日本の海には生息しない。
しかも?このハゼ、比較的普通種で日本のダイバーに格段の人気があるわけではない。
日本語で書かれた魚を紹介するサイトでは、ほぼ取り上げられていない。
手持ちの紙媒体の図鑑『日本のハゼ』でも当然扱われていない。
「Mural Goby」と検索すると英文でのサイトばかりがヒットする。
あ~面倒くさい!
そんな時は”ひと”を頼るべし!
娘にLINEで助けを求めた。
あっという間に、必要十分な情報が書かれた資料を添付して送って来てくれた(笑)
有難い!!!
この図鑑。
色々な方面、色々な形で、沢山の若い人たちの協力を得ている。
それに僅かなりとも報いるために、出来たらもう少し良い写真を撮りたい。
精進あるのみ。。。
参考写真:同じ時の同じペアー。
本種は成魚になるとペアーでいることが多いとか。
幼魚のうちは小さな群れで生活。
11年半前の写真だが、このハゼを自分で見付けて撮った時のことは良く覚えている。
このハゼは余り警戒心が強くなかった。その割には充分近寄れず光の当たり方がイマイチではある。
データ詳細
撮影日
2013.02.17 #339
撮影ポイント
Palau Goby Paladise
使用機材
Olympus XZ-1
まき
2024.11.05
13:59
分野が違うと用語も違って面白かったです。分布って、distribution なのね、とか。
またいつでもどうぞ〜♪