モヨウモンガラドオシ
ウナギ目ウミヘビ科
2023.4.14:投稿
【分布域】和歌山県~高知県の太平洋沿岸、伊豆諸島、小笠原諸島、屋久島、琉球列島。
【生息域】沿岸の浅い岩礁の亀裂や棚の隙間などに生息。砂泥底や砂礫底などにも生息する。夕方や海が暗くなると外に出て活発に泳ぎ回る。
【特徴】体色はごく淡い褐色(黄色?)で黒色や暗褐色の明瞭な丸い斑紋が石垣模様のように列になって並ぶ。体は長い円筒状で背鰭は胸鰭よりも前から始まる。
「モヨウモンガラドオシ」
かつての名前がゴイシウミヘビでモヨウモンガラドオシと改名されたのかと思っていた。
碁石が並んだような体の模様でゴイシウミヘビの方が覚えやすいのに、、、などと感じていたりもした。
しかしそれはやや間違った理解だったようだ。
黒斑の並び方の違いなどから2種は別種とされてきたが、専門家の調査によりそれは成長過程による違いであることが判明し「モヨウモンガラドオシ」として統一されたようだ。
データ詳細
撮影日
2018.06.14 #709
撮影ポイント
柏島 後浜no.3.5
使用機材
Olympus OM-D E-M5 MarkⅡ (M.60mm F2.8 Macro)
「愛くるしい表情のモヨウモンガラドオシ」
この写真を撮ったのは伊豆大島の野田浜というポイント。
この時、私は目出度く900本の記念ダイビングを迎えた。
時刻は午後2時頃で海の中は決して暗くはなかった。
しかし、本種は生い茂った海藻の中で活発に動いていた。
もしや夕方になったと勘違いしたのだろうか??
同属で名前のよく似たモンガラドオシとはひと味違う、何とも可愛らしい顔付きをしている。
邪気の無い、愛くるしい顔!
データ詳細
撮影日
2020.08.27 #900
撮影ポイント
伊豆大島 野田浜
使用機材
Olympus OM-D E-M5 MarkⅡ (M.60mm F2.8 Macro)