モヨウキカイウツボ
ウナギ目ウツボ科
2024.12.4:投稿
【分布域】八丈島、小笠原諸島父島、屋久島、口永良部島、沖縄諸島。
【生息域】サンゴ礁域に生息。
【特徴】体の模様が特徴的。全長1.2mにも達する大型のウツボ。前鼻孔と後鼻孔を持つのも特徴の一つ。稀種。
「ウツボは威嚇する姿が良い」
と、私は思う。
大人しいウツボはウツボではない。。。
それはさておき。
2024年の秋の柏島。
1本目は民家下北北!
海面は波が高く、荒れていた。
早々に海中へ。
エントリー後、ヒメウツボの黄化個体、アケボノハゼ、などを紹介され20分程が経過。
現地ガイドの梶原さんが、窪んだ穴の奥をライトで照らしている。
彼が持つスレートには「モヨウキカイウツボ」と。
確かにそう書いてあった。
その名前は紛れもなく「稀種」。
モヨウキカイウツボは図鑑などでは昼間は隠れていて、夜間に姿を現すと説明されている。
未だ午後の2時半過ぎ。
どうしたことだろう?
何年も通い詰めている柏島の海。
それでも訪れる度に、初めて見る種が紹介される。
柏島の海の奥深さ、梶原さんの眼力!
初っ端から強烈なパンチを喰らった気分。
もちろん、それは嬉しい悲鳴を伴って(笑)
参考写真:同じ時の同じ個体
前後に対になった鼻管が4本確認出来る。
データ詳細
撮影日
2024.11.22 #1475
撮影ポイント
柏島 民家下北北
使用機材
Olympus OM-D E-M5 MarkⅡ (M.60mm F2.8 Macro)