モンツキベラ
スズキ目ベラ科タキベラ属
2023.12.25:投稿
【分布域】八丈島、高知県柏島、屋久島、琉球列島。千葉県館山湾(幼魚)
【生息域】水深10~20m前後の岩礁やサンゴ礁の根の側面陰、オーバーハングの暗がりで単独で見られる。幼魚はヤギ類やウミシダ類などに寄り添っている。
【特徴】成魚は体長20~25cm程。背部に1列の白(淡黄)色点が並ぶのが特徴。腹鰭と臀鰭には黒色斑があり、尾鰭付け根にも小さな黒点が1つある。吻はやや尖りめ。幼魚は各鰭に黒色斑があり、体側には白色の斑点が散財する。
「幼魚の各世代!」
モンツキベラの成魚。
出会った記憶がない。
モンツキベラの成魚ってどんなだったか、思い浮かべることすら出来ない。
図鑑で確認して「へ~」。
全く知らなかった。
幼魚には時々会ってお世話になっているのに、その親御さんについては何も知らない。
何とかお近づきになりたい(笑)
モンツキベラの成魚とはそんな状態。
ただ、幼魚はその各世代が揃っている。
まずは。
幼魚の中頃。
腹鰭と臀鰭、背鰭にも黒色の斑紋。成魚の特徴にも挙げられている尾鰭付け根の黒点が1つ。
何より、いる場所が良い。
オレンジ色の背景。
北川のカジカキ。
何とかモノにしたいと、カメラを持つ手に力が入ったのを今でも思い出す。
データ詳細
撮影日
2019.04.04 #781
撮影ポイント
北川 カジカキ
使用機材
Olympus OM-D E-M5 MarkⅡ (M.60mm F2.8 Macro)
「生後 数ヶ月?」
人間で言うと生後3~6ヶ月位の感じ。
体は未だ透明。内臓も透けて見えそうなチビ。
これを撮ってから未だ2週間も経っていない。
素晴らしい背景に力み過ぎて。。。
それにしても良い場所に棲んでいた。
データ詳細
撮影日
2023.12.08 #1350
撮影ポイント
和歌山 白浜 エドセ
使用機材
Olympus OM-D E-M5 MarkⅡ (M.60mm F2.8 Macro)
「大人への階段を登り始めた?幼魚」
3枚の写真の個体の中では1番成長した幼魚。
眼の下、吻に成魚にもある黒いラインが現れている。
また、背部の白色~淡黄色の斑紋が並ぶ準備も始まっている。
幼魚はヤギ類やウミシダ類に寄り添っているのが普通だが、この個体はそろそろ棲む場所も変え始めたのだろうか。
データ詳細
撮影日
2017.12.21 #663
撮影ポイント
伊豆海洋公園
使用機材
Olympus OM-D E-M5 MarkⅡ (M.60mm F2.8 Macro)