ミヤコキセンスズメダイ

スズキ目スズメダイ科ルリスズメダイ属

2021.4.15:投稿



2012.8.17は記念日。「ミヤコキセンスズメダイ・幼魚」と初めて会った日として。


場所は伊豆海洋公園。ダイビング2本目のエキジット口。水深4〜50cm位。寄せては引く波に体ごと弄ばれながらの出会いだった。しかし、その時見たミヤコキセンスズメダイ幼魚の可愛さは私の脳裏にしっかり焼き付いた。

その時はカメラのフレームの中へ入れるだけで精一杯だった。(参考写真:2012.8.17 @伊豆海洋公園)
こんなダメな写真も、悔しい想いも決して無駄ではない。”次”への大事なモチベーションになってくれるから。

そして「ミヤコキセンスズメダイ・幼魚」のベストショット(現時点での)が冒頭の写真。場所は同じ伊豆海洋公園だが、前回よりいくらか水深(3〜4m位)があった。

データ詳細

撮影日のアイコン

撮影日

2020.12.15 #946

撮影ポイント

伊豆海洋公園

使用機材

Olympus OM-D E-M5 MarkⅡ (M.60mm F2.8 Macro)

ミヤコキセンスズメダイ 幼魚?若魚?

 

ミヤコキセンスズメダイの分布域は南日本太平洋岸、琉球列島、小笠原諸島。幼魚は伊豆でも季節来遊魚として見ることが出来る。
生息域は岩礁域やサンゴ礁域の2m以浅の波の荒い場所。

 

ミヤコキセンスズメダイの成魚には会ったことがない。従って写真もない。
正直、ミヤコキセンスズメダイの成魚ってどんな姿だったかまるで記憶にない。
改めて確認すると案の定、スズメダイ類にありがちな「成魚は地味で黒っぽい」パターンだった。

 

この写真は、幼魚のステージではあるものの体色が大分黒ずんで来ている。また成魚にある体側中央にある”くすんだ白色”の横帯が薄っすらと現れ始めている。ブルーのラインと斑紋がなければ成魚にほぼ近い。

 

参考写真:2021.5.19:追加投稿
恥を忍んでのダメダメ写真だが、ミヤコキセンスズメダイの成魚の写真。
久米島のフィッシャーマンズコーナーの棚上。7m位の浅場。一見スズメダイとは思わなかった。写真を確認して本種の成魚と判明。

データ詳細

撮影日のアイコン

撮影日

2019.12.09 #851

撮影ポイント

黄金崎ビーチ

使用機材

Olympus OM-D E-M5 MarkⅡ (M.60mm F2.8 Macro)

ミヤコキセンスズメダイの幼魚は、同じルリスズメダイ属のイチモンスズメダイの幼魚ととても似ている。
見分け方は背中の眼状斑が不完全。黒色の斑紋を取り囲むブルーのライン上部が切れていること。
もう一つは、鰓部分に体色より明るい橙色或は黄色の部分があること。

 

 

因みにここ数年、12月の初旬か中旬頃にその年の潜り納めをするのが恒例になっている。
それを契機に、私は”真面目な主婦”に変身を遂げる大事なイベント。
偶然本種とはその”潜り納め”で2年連続で出会った。(初見は8月だったが)

 

2枚目と3枚目の写真は2019年の潜り納めの時のもの。「データ詳細」にダイブナンバーを書いているが、正確には#851と#850の「後」。
何故なら、黄金崎ビーチのエキジット口のロープの外側水深1m位のところにミヤコキセンスズメダイは居たので、一旦海から上がってタンクを下ろして再びエキジット口へ戻って撮った。ダイビング中では無いと言えば無い。

 

1本目と2本目の間、2本目と3本目の間、皆んなが休憩を取っている間に、私はミヤコキセンスズメダイにチャレンジしていたわけだ。
この時が上の参考写真の個体に会って以来の出会いだったので、どうしても撮りたかった。

 

このツアーの引率インストラクター・マサさんを巻き込んでの一騒動?だった。ミヤコキセンスズメダイの幼魚は居る場所が浅過ぎて、なかなかに難敵。思うようには撮れなかったが、横で見守ってチャレンジさせてくれたマサさんのお陰で良い1年の潜り納めが出来た。

データ詳細

撮影日のアイコン

撮影日

2019.12.09 #850

撮影ポイント

黄金崎ビーチ

使用機材

Olympus OM-D E-M5 MarkⅡ (M.60mm F2.8 Macro)

せつこ

2021.04.16

15:08

私のチャレンジや冒険の側には、いつもKnightとしてマサさんの見守りが!笑

フルスロットルねぇ。いい加減で巡航速度の生き方を身につけなきゃ。これが難しいんだワ。

まさ

2021.04.16

00:33

わー覚えてます。
行ってもいいですよ、って言ったら、
「ホント!?行きたい!」って返ってきたあの時の表情も。

にしても潜り納までフルスロットルだったってことですね。

コメント

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