ミスジアオイロウミウシ
イロウミウシ科ミスジアオイロウミウシ属
2023.10.24:投稿
【分布域】インドー太平洋。
【特徴】体地色は白色。外套膜最外周は白色で縁取られる。その内側は水色で、その水色の領域には3本の黒色の縦線があり、外側の2本の線は触角の前部と二次鰓の後部で繋がる。触角と二次鰓は橙色だが、地域によっては赤味を帯びたり、色が薄くなる個体も見られる。50mmに達する。
「ミスジアオイロウミウシ属」
イロウミウシ科の中の「ミスジアオイロウミウシ属」は、多くの有名?で馴染み深いウミウシを擁する属である。有名?ウミウシだけでも以下のような面々(ウミウシ)があげられる。
・シライトウミウシ
・アンナウミウシ
・コールマンウミウシ
・ミゾレウミウシ
・クロスジウミウシ
・コンガスリウミウシ
その「ミスジアオイロウミウシ属」という属名にもなっているのが本種「ミスジアオイロウミウシ」である。
背面に3本(三筋)の黒色の縦線。
3本の内、外側の2本は触角の前と二次鰓の後ろで繋がり”輪”を形作る。
写真の個体は、触角と二次鰓がかなり淡い個体である。
データ詳細
撮影日
2020.07.31 #889
撮影ポイント
八丈島 ナズマド
使用機材
Olympus OM-D E-M5 MarkⅡ (M.60mm F2.8 Macro)