2024.11.6：投稿

【分布域】西太平洋。
【特徴】体地色は橙赤色から茶褐色で、体は細長い。背面は白色の細点が散在する。背側突起は17～18対ある。突起は黄褐色で、粒状突起が密に入る。突起の先端は白色になる。突起が前方を向くのはこの種の特徴。触角は平滑で、触角鞘と共に色は体地色と同じ。20mmに達する。

「４度目の出会い」

記憶が間違っていなければ、今回がミレニアムマツカサウミウシとの４度目の出会い。

正直、今回も含めて毎回写真はほぼ撃沈。
そして、今回も含めてミレニアムマツカサウミウシを紹介してくれるのは、４回ともインストラクターのミカちゃん。

本種は岩礁域のヒドロムシ群体に着生する。

写真の個体は触角が何処にあるのか？確認できない。
背側突起は17～18対あるそうだが、それも不明。



参考写真：2019.1.29　＠伊豆海洋公園
この個体は背側突起ではなく、卵塊が写っている。

「失敗作たち」

この写真が本種との初めての出会いの時。
見事にピントが後ろへ持って行かれている。
しかし、個体としては一番本種らしい背側突起が対になって並んでいる。

参考写真：2023.12.8 ＠和歌山県白浜の沈船
これまた良く分からない個体だが、この場所には数個体がいた。
大きさなどから幼体なのかも知れない。。。

またまた得意の脱線話。
ウミウシのミレニアムはイマイチ分からないが。。。。
小説の『ミレニアム』は相当面白い。お勧めの一作。
一部映画化もされている。