マルソデカラッパ
カラッパ科カラッパ属
2022.10.20:投稿
【分布域】相模湾以南、伊豆諸島。
【生息域】砂底や砂泥底、貝殻砂底に生息。生息水深は5~50m。
【特徴】体色は変異が多く白色、黄土色、また橙褐色の斑紋を持つものなど多様である。甲は丸く横長で、甲面はなめらかで光沢がある。側縁の張り出しは大きく、周縁に切れ込みや歯はない。
「屋久島 ゼロ戦の住民」
ゼロ戦の機体残骸周囲の砂を手で掬うように掘り起こしていくと本種マルソデカラッパが姿を現す。
人間に”掘り起こされた”マルソデカラッパも、砂の中に浅く潜っている二枚貝や巻き貝を歩脚で探し”掘り起こし”て”摂食する。昼夜を問わず砂地を動き回っている。
参考写真:同じ時の同じ個体。
掘り起こされて砂の中から姿を見せ始めたところ。
データ詳細
撮影日
2021.10.02 #1049
撮影ポイント
屋久島 一湊 ゼロ戦
使用機材
Olympus OM-D E-M5 MarkⅡ (M.60mm F2.8 Macro)
「1年後のマルソデカラッパ」
上の写真の丁度1年後の同じ日。
再びマルソデカラッパに会うことが出来た。
相変わらず、上品に口元を袖で覆って「おほほほほ」と笑っているかの様。
それとも口元に自信がないのか?
或いは、コロナ禍で飛沫が飛ばないように気遣っているのか?
そんな訳はない!
データ詳細
撮影日
2022.10.02 #1192
撮影ポイント
屋久島 一湊 ゼロ戦
使用機材
Olympus OM-D E-M5 MarkⅡ (M.60mm F2.8 Macro)