マハタ
スズキ目ハタ科マハタ属
2020.11.28:投稿
マハタ 幼魚
マハタは成魚になり大型化する程、生息水深が深くなる。
この日の最大水深は9m。幼魚はここまでの浅場にいるのかと驚く。
幼魚は白色と黒色の横縞があるが、成魚では不明瞭になるとのこと。尾柄部は黒色。
出会いのあったポイント瀬浜で私は滅多に潜らない。この日はたまたまミカちゃん率いるアドバンス講習ツアーにお邪魔し、マハタ幼魚に遭遇する機会に恵まれた。
ところで「マハタ」という和名の由来は「ハタ類の中で最も美味、または最も多い」の意味だそうだ。この記載、田中茂穂著『魚』の中にあるらしい。
このHPに文章を書くにあたってあれこれ調べていると、この「田中茂穂」(1878~1974)という魚類学者の名前に何度も行き当たる。「近代魚類学の父」だそうだ。
(話はどんどんマハタから離れ恐縮だが)
「日本植物学の父」「近代植物分類学の権威」と言われる牧野富太郎(1862~1957)。
二人共に高知県人。分野は違えど共に分類学に大きな足跡を残している。
何か共通した県民性でもあるのだろうか?単なる偶然か?
データ詳細
撮影日
2016.08.23 #578
撮影ポイント
田子 瀬浜
使用機材
Olympus OM-D E-M5 MarkⅡ (M.60mm F2.8 Macro)