マゴチ
スズキ目コチ科
2021.4.13:投稿
マゴチの分布域は日本海側は山形県以南、太平洋側は宮城県以南。
水深約30mまでの砂泥底に生息する。平たい体で腹を砂底につけてじっとしていることが多い。
私は知識が無かったが、高級食材だとのこと。大型でもあり見た目からは想像が付かない。
体は平べったく、口は下顎が上顎より突き出ている。腹側は白色。背中側は黄褐色から灰褐色の地色にまだら模様がある。生息する海底の色によって体色は変化する。
データ詳細
撮影日
2014.07.08 #430
撮影ポイント
大瀬崎 湾内
使用機材
Olympus XZ-1
「1m あまりに成長する。性転換することで知られ、全長35cmまでは雄。40cmになると雌になると言われる」(「日本の海水魚」より抜粋)
おそらくこの図鑑が発刊された時は「雄先成熟の性転換」が本種マゴチにおける定説だったのだろう。しかしその後の研究により、マゴチは性転換を行わない種であることが明らかになったようだ。
それにしても、本種のような砂泥底に生息する種は、大瀬崎湾内の観察(写真)が多い。
「伊豆」と一口に言っても西伊豆、東伊豆、南伊豆と地理上からも様々であり、砂泥底、岩礁域、サンゴ礁域などバリエーションに富んでいる。そんな伊豆をホームにして潜れることは幸運だと思う。
マゴチの眼、よく見るとハート型♡に見えなくもない!
データ詳細
撮影日
2018.03.09 #672
撮影ポイント
大瀬崎 湾内
使用機材
Olympus OM-D E-M5 MarkⅡ (M.60mm F2.8 Macro)