マダラタルミ
スズキ目フエダイ科
2022.11.13:投稿
【分布域】八丈島、小笠原諸島、和歌山県、高知県、屋久島、琉球列島:台湾、インド・西太平洋、ミクロネシア、サモア諸島。
【生息域】成魚は潮通しの良いサンゴ礁外縁の斜面やドロップオフの中層に数十匹から数百匹の群れを作って生息。幼魚は水底の岩陰やサンゴの周辺で単独で見られる。
【特徴】成魚の体色は白っぽい時と黒っぽい時がある。眼の虹彩は黒い。幼魚の体地色は白色。吻から眼を含む頭部、各鰭は黒色と白色の2色。腹鰭は丸い。
「マダラタルミ 成魚の群れ」
パラオのジャーマンチャネル。
マンタのクリーニングステーションの向かい側?(逆側)の中層。
本種マダラタルミの見事な群れが中層を埋めている。
何度か同じ所でマダラタルミの群れを見たので恐らく「根魚」という感じなのだろう。
今回図鑑を調べて、改めてマダラタルミの眼の虹彩は黒色だと知った。そのせいだったのか、遠くから群れを見ると、黒い眼がやたらと目立つ。
参考写真:同じ2014年2月のパラオ。
こちらはブルーコーナーのドロップオフ斜面。
データ詳細
撮影日
2017.02.18 #402
撮影ポイント
Palau German Chanel
使用機材
Olympus XZ-1
「マダラタルミ 幼魚」
各図鑑では本種の幼魚は、この写真のような世代の個体が紹介されている。
「体をクネクネさせて泳ぎ、ダイバーに人気」と図鑑には書かれている。
確かにパンダ柄でクネクネ泳ぐ様子は実に可愛い!
データ詳細
撮影日
2020.09.22 #915
撮影ポイント
小笠原諸島 父島 二本岩
使用機材
Olympus OM-D E-M5 MarkⅡ (M.60mm F2.8 Macro)