クサフグ
フグ目フグ科
2023.4.29:投稿
【分布域】北海道南西岸~九州の日本海・東シナ海岸、青森県~九州の南西岸、八丈島、沖縄諸島。
【生息域】内湾の岩礁域、砂礫底、藻場に生息。
【特徴】体色は背部の地色が緑色で小さく大きさが一定の白色の斑点が多数ある。胸鰭後方に大きな黒斑が1つあり、背鰭基底にも1黒斑がある。
「初夏の新月と満月」
普段は単独で行動する本種クサフグ。
初夏の新月や満月の直後に内湾の岸辺に集団で押し寄せて産卵する。
人間も含めた動物のお産や産卵には、月の満ち引き(満潮・干潮)が大いに関係しているようだ。
クサフグの産卵シーン!
実際に見てみたい、撮ってみたいが、チャンスを狙わなければ偶然に遭遇するのは無理だろう。
写真は単独でいる時のクサフグ。
大瀬崎湾内のエントリーして直ぐの浅所。
同じような環境では時々クサフグを目撃する。
「クサフグは砂に潜る習性があり、眼だけを出している姿がよく見られる」と図鑑に書かれている。
参考写真:2021.3.9 @城ヶ島 梶ヶ浜ビーチ
データ詳細
撮影日
2012.04.16 #274
撮影ポイント
大瀬崎 湾内
使用機材
Olympus XZ-1