クロヨシノボリ(淡)
スズキ目ハゼ科ヨシノボリ属
2022.10.21:投稿
【分布域】秋田県牡鹿半島から九州の日本海側、千葉県以南の太平洋側の本州、四国、九州。隠岐、対馬、五島列島、種子島、屋久島、琉球列島。
【生息域】河川の中流域から渓流域に生息。淵の緩流部に単独で見られる。極小河川に分布する。
【特徴】体色は全体的に黒味が強い。体側中央に黒色縦破線が走り、背側に小黒点が密在する。胸鰭基底に三日月斑があり、尾鰭基底には細い八の字斑がある。
「初! 淡水魚」
満を持して。
当図鑑、初の淡水魚。
本種クロヨシノボリは日本固有種。
淡水魚ではあるが、スズキ目ハゼ科に分類されている。
淡水魚であるクロヨシノボリは屋久島の一湊川で撮影した。
参考写真:同じ時の写真。
図鑑には「単独で見られる」と書かれているが、この写真でも分かるように、近くには複数の個体がいた。ただ、それら複数の個体が”ペアーでいる”という訳でも、”群れている”感じでもなかった。
今後、余り種は多くはないが「淡水魚」も投稿していく積りである。
データ詳細
撮影日
2019.10.05 #832~#833
撮影ポイント
屋久島 一湊川
使用機材
Olympus OM-D E-M5 MarkⅡ (M.60mm F2.8 Macro)
黒味の強くない個体。
何枚かの写真を撮ったが、この個体のように黒味は薄く赤色が目立つ個体もいた。
ヨシノボリ属の別種ではないかと、図鑑を丹念に調べたが、やはりこの個体もクロヨシノボリで間違いないと思われる。
ヨシノボリ属は河川の上~下流域や湖沼に生息する。その多くは孵化した後海に下るが、一生を淡水で送るものもいる。
ヨシノボリ属の特徴は吻が長く上下両唇は分厚い。
データ詳細
撮影日
2019.10.05 #832~#833
撮影ポイント
屋久島 一湊川
使用機材
Olympus OM-D E-M5 MarkⅡ (M.60mm F2.8 Macro)
「屋久島 一湊川」
2019年屋久島ツアーの2日目。
この日の1本目は一湊ゼロ戦で潜り、2本目は同じ一湊の横瀬で潜った。
その後、車で移動。崖の下を流れる一湊川へ。
思い思い川の流れの中の岩の上で昼食をとり、お腹が満たされると川で遊び始めた。
(写真左:インストラクター・マサさん、中央:私、右:Rちゃん)
参考写真:
現地ガイドの至さんにクロヨシノボリを紹介して貰っているところ。
私が写真を撮りたがり始めるだろうと察したRちゃんが、崖の上に停めてある車から私のカメラを持って来てくれた。
そうした有難い連携プレーでモノにした思い出深く愛着のある「クロヨシノボリ」。
因みに、クロヨシノボリの写真はタンクを背負ってのダイビング中に撮った写真ではない。
また風景写真は仲間が撮ってくれた写真。
データ詳細
撮影日
2019.10.05
撮影ポイント
屋久島 一湊川
使用機材
iPhone