クロスウサギウミウシ
イロウミウシ科シラユキウミウシ属
2024.9.6:投稿
【分布域】インド・西太平洋。
【特徴】体地色は白色から淡いピンク色。外套膜の中央部が横に張り出し、十字架の形状になるとされるが、移動時には伸びる。触角の茎は半透明の白色。褶葉は赤色で白色の斑紋が入る。二次鰓は白色で鰓葉の内側縁が赤色になる。12mmに達する。
「十字架の形をしたウサギ」
あまり写真映えしそうにもない壁に、本種のカップルが3~4組いた。
ぱっと見、立体感に欠ける平面的でべたっとした個体ばかりだった。
この時のように複数の個体がいると、私のやる気はぐ~っと落ちるのが常。
だが、ウサギには目がない私。それなりに粘った。
老眼の目にもいわゆる”ウサギ”とは違って見えた。
案の定、既に撮っているシラユキウミウシやユキウサギウミウシではなかった。
本種クロスウサギウミウシの学名:Verconia decussata (ヴェルコニア・デクッサータ)
参考写真:同じ時の同じカップル。
データ詳細
撮影日
2024.06.15 #1404
撮影ポイント
愛媛県愛南 サウスロック
使用機材
Olympus OM-D E-M5 MarkⅡ (M.60mm F2.8 Macro)