クロオビマツカサ
キンメダイ目イットウダイ科
2023.11.14:投稿
【分布域】伊豆諸島、小笠原諸島、和歌山県以南の南日本の太平洋岸、高知県柏島、屋久島。
【生息域】サンゴ礁域に生息。潮下帯、礁池、沖合いのサンゴ礁などで見られる。
【特徴】鰓蓋付近に肩まで届く長い黒色の帯があるのが特徴。体側の鱗は小さく目立たないのが近似種との違い。
「クロオビマツカサ」
鰓蓋付近に黒色の帯を持つイットウダイ科の魚は、何種類かいる。
アカマツカサ、ヨゴレマツカサなど。
本種クロオビマツカサの黒帯は肩まで届く長さであることが特徴とされている。
しかし、アカマツカサの黒帯と見比べてみると、「肩まで届く」は極めて曖昧な特徴。
あともう一つの識別方法は、アカマツカサは下顎が上顎より前に出ていること。
これも、なかなかに種を断定する材料としては怪しい基準。
正直、識別にはあまり自信が無い。
参考写真:同じ時の同じ個体の写真。
薄暗い場所で数匹で群れていた。
冒頭の写真、尾鰭が見切れている。尾鰭の様子はこちらの写真で(笑)
データ詳細
撮影日
2017.10.08 #651
撮影ポイント
屋久島 一湊 お宮前
使用機材
Olympus OM-D E-M5 MarkⅡ (M.60mm F2.8 Macro)