クロホシフエダイ
スズキ目フエダイ科
2021.8.31:投稿
【分布域】南日本の太平洋岸、琉球列島。
【生息域】岩礁域、サンゴ礁域に生息。岩礁の周りの砂地で多く見られる。
【特徴】体側の側線上に眼状斑を持つ。尾鰭は黄色くない。未成魚には体側に4本の暗色の縦帯が現れることもある。
「ややこしや、ややこしや。フエダイ科ーその1」
本来なら【識別ポイント】として書くところだが今回はあえて本文で。
同じスズキ目フエダイ科所属の以下3種
・クロホシフエダイ (その1)
・イッテンフエダイ (その2)
・ニセクロホシフエダイ (その3)
同一点。
3種とも側線上に眼状斑を持つ。
相違点。
・クロホシフエダイの尾鰭は黄色くない。(クロホシフエダイの未成魚の”体側”には4本の暗色の縦帯が現れることがある)
・イッテンフエダイは吻端が尖る。尾鰭も含めて鰭は全て黄色。体側に目立つ縦帯はない。体色は他2種より濃褐色(赤味)がかる。
・ニセクロホシフエダイは側線より下の”腹部”に黄色い縦帯を持つ。体高が高い。
参考写真:2021.2 @和歌山県 須江 内浦ビーチ
尾鰭が見切れたり、上部に偏ったり、上手くフレームに収まってくれないクロホシフエダイ(カメラマンが下手なだけ)
データ詳細
撮影日
2020.12.06 #941
撮影ポイント
柏島 後浜no.1.5
使用機材
Olympus OM-D E-M5 MarkⅡ (M.60mm F2.8 Macro)
クロホシフエダイ 未成魚
体側に縦帯が薄っすらと現れているのが見える。本種未成魚の特徴である。
データ詳細
撮影日
2014.01.24 #388
撮影ポイント
伊豆海洋公園
使用機材
Olympus XZ-1