クジャクベラ
ベラ科クジャクベラ属
2020.12.11:投稿
今、一番熱い想いを寄せているのが ”美しいベラ”たち。
その代表格の1つがクジャクベラ。
2018年初めて訪れた柏島でクジャクベラの幼魚に会った。幼魚も充分に美しく、その出会いに感動した。
雄相が鰭を全開にし体色を婚姻色に変えて雌相に求愛する様子をフラッシングと呼ぶのだが、その姿を撮影できる日が来るとは夢のまた夢だと思っていた。
柏島の海には神様がいるらしい。その神様は私の”夢のまた夢”を叶えてくれた。
「神様!願わくば、次は青抜きで撮らせて下さい。どうか強欲な子羊をお赦し下さい。」
データ詳細
撮影日
2020.12.06 #939
撮影ポイント
柏島 民家下北北
使用機材
Olympus OM-D E-M5 MarkⅡ (M.60mm F2.8 Macro)
この文章を書いているのは撮影日から数日しか経っていないため、未だ興奮冷めやらず状態。
柏島へ通う仲間内で「ベラ団地」と呼ぶエリアが民家下北北というポイントにある。水深は35〜40m。図鑑を調べるとやはり「やや深い潮通しの良いサンゴ礁外縁礁斜面で見られる」と書かれている。
特徴は雄相雌相共に眼から放射状に伸びる青色のライン、体側にも不規則な縦のラインがある。そして雄相の背鰭の棘が2〜5本糸状に伸長する。
データ詳細
撮影日
2020.12.06 #939
撮影ポイント
柏島 民家下北北
使用機材
Olympus OM-D E-M5 MarkⅡ (M.60mm F2.8 Macro)
クジャクベラ 幼魚
幼魚の特徴は眼の上の白い眉のようなライン。
眼から放射状に伸びるラインと体側の不規則なラインは成魚と同じ。
幼魚の生息域は成魚ほど深くない。浅い岩礁域で見られる。
初めての柏島で引率のミカちゃんが「ちょっと来てください。変な子がいます。」と呼びに来た。
付いて行くと岩の窪みにこの子がいた。
「クジャクベラの幼魚で間違いないね」と2人で喜び納得した。幼魚は成魚とはまた一味違った魅力がある。
これがクジャクベラとの初めての巡り合い。
データ詳細
撮影日
2018.06.14 #708
撮影ポイント
柏島 後浜No.2.5~3
使用機材
Olympus OM-D E-M5 MarkⅡ (M.60mm F2.8 Macro)