クビナシアケウス
クモガニ科クビナシアケウス属
2023.12.27:投稿
【分布域】八丈島、小笠原諸島、琉球列島。
【生息環境】水深5~20mのサンゴ礁や岩礁の浅海に生息する。砂混じりの転石帯で石の下や礁壁の岩肌などに隠れ棲む。
【特徴】体全体にコケムシ類の1種を付着させている。甲はでこぼこした形の三角形で、額角は短くほとんど無いように見える。甲面は大小の突起が規則的に並び、その先端に毛が生える。体は長毛で覆われる。はさみ脚の各節は大きくふくらみ、内側に強く湾曲する。歩脚は細長い。体や脚には微少な赤色の点が散財する。
「妖怪???」
名前を聞くと”妖怪”かと思う。
実際に海の中で出会うと、もじゃもじゃした海藻?コケムシ類?が動いているようにしか見えない。
しかし、立派なカニ(”立派”かどうかは知らないが)。
この写真は2019年5月3日に小笠原で撮った。
実は丁度2年前の2017年5月3日にも小笠原で本種を撮っている。
眼が写っておらず、カニとはとても思えない。
それではとても使いものにならず没にした。
データ詳細
撮影日
2019.05.03 #790
撮影ポイント
小笠原諸島 西島 西島東磯
使用機材
Olympus OM-D E-M5 MarkⅡ (M.60mm F2.8 Macro)